タッピンボルト
めねじ成形機能を持ったボルト
タッピンボルト
めねじ成形機能を持ったボルト
- 特徴
- ・鋳抜き穴や素穴に直接ねじ込むことができるため、タップ加工を廃止することができます。
・着脱後は標準ボルトで締め付けることができます。
- 適用業種
- 自動車 家電 事務機器
- 仕様箇所
- 非鉄金属の部位(アルミ、マグネシウム、亜鉛 など)
- 効果
- タップ工程削減
- サイズ
- 3mm~8mm
従来品
<問題点>
標準ボルトの場合
・下穴にタップを通してあらかじめめねじを成形する必要がある。
タッピンねじの場合
・従来のタッピンねじ形状では嵌合長さが長くなる程めねじ成形時のトルクが増大する。
標準ボルト締付け工程
- 信頼性
- 100
- コスト指数
- 100(単品、工数を含めたねじコスト)
開発品
<特徴、効果>
・成形されためねじとおねじとの接触を緩和するため、トルクの増大が抑えられ、締付けトルク(締付け軸力)が安定している。
・浸炭を行うタッピンねじとは異なり、調質処理を行うため軸力管理が可能になる。
タッピンボルト締付け工程
- 信頼性
- 100
- コスト指数
- 70(単品、工数を含めたねじコスト)