ICCインサートナット
めっきの付き難さ、切粉の残留を改善したインサートナット
ICCインサートナット
めっきの付き難さ、切粉の残留を改善したインサートナット
- 特長
- 蓋をかしめる事で袋穴状にする事により、めっきの析出性をはじめとする従来の課題を解決。
- ICCとは?
- IWATA BOLT Crimped Cap end
- 適用業種
- 輸送機器 電気機器 など
- 使用箇所
- 袋穴状インサートナットを使用する樹脂成型部品
- 効果
- インサート部品の短寸化、耐食性、品質、信頼性の向上
- サイズ
- M3~M8
現行品
<問題点>
●袋穴ではめっきの析出性が低下。
●不完全ねじ部により全長が長くなる。
●めっき液による液ダレ、シミの発生。
●穴加工、タップ加工時に切粉が残留する。
●袋穴の為タップ加工に時間を要し、生産効率が低下。
- 信頼性
- 60(開発品の信頼性を100とした場合)
- コスト指数
- 100
開発品
<特徴、効果>
●貫通状態でめっきを行う為、めねじ全面の
めっき析出性が向上。これに伴い耐食性も
向上。液溜りを解消し、液ダレ、シミを解決。
●不完全ねじ部が無くなり短寸化を実現。
●貫通穴で洗浄を行うため切粉の残留を解決。
●冷間圧造とベンドタップの組み合わせにより生産効率が向上。
- 信頼性
- 100
- コスト指数
- 90(現行品のコストを100とした場合)