IR溶接ボルト
溶接強度の信頼性を向上した溶接ボルト
IR溶接ボルト
溶接強度の信頼性を向上した溶接ボルト
- 特長
- 溶接時の分流改善に効果が見込め、信頼性の高い溶接強度を得る事が可能です
- IRとは?
- Weld bolt with Increased Reliability of welding strength
- 適用業種
- 輸送機器(自動車など)
- 使用箇所
- 分流などにより溶接強度のバラつきが見られる部位
- 効果
- 溶接強度の信頼性向上
- サイズ
- M6~M10
従来品
<問題点>
センタリング用に軸太加工されていますが、
下穴に湾曲に線接触し、分流してしまいます。
被溶接材に軸太の案内部接触する。湾曲な線接触となるため
分流が生じ、溶接突起の溶解に差が生じます。
- 信頼性
- 90(規定の溶接強度(押込みはく離力)を満足する確率)
- コスト指数
- 100
開発品
<特長>
特殊な多角形の軸部により、分流を防ぎ挿入性も確保します。
ボルト頭部のくぼみにより、溶接突起へ直線的に電流を流します。
また、段部が多角形であるため、被溶接材と接触しても頂点による点接触となる為、分流を低減させます。
頭部のくぼみにより電流は直線的に突起に流れます。
段部先端はテーパとなっている為、被溶接材への挿入性に優れます。
- 信頼性
- 100
- コスト指数
- 70(溶接不具合や、未然防止対策を加味したトータルコスト)