＜はじめに＞
近年世界的にSDGｓの達成が呼びかけられる中で、カーボンニュートラルの取組は注目を集めています。これは我々ボルト業界においても同様で、特に溶接を行わない溶接レス部品への関心は年々強くなっています。
今回は、弊社を代表する溶接レス部品の「FFボルト」の自動供給についてご紹介させて頂きます。

＜従来の課題と対策＞
「FＦボルト」のかしめダイスはボルト呼び径に対し、１００分台と非常に厳しい公差を要求させて頂いている為、自動によるダイス穴への落し込みは困難でした。
しかし、製品先端へ挿入用の特殊ガイドとダイス側へガイドピンを設けることによりボルト自ら、かしめダイスへ挿入される自動供給が可能となりましたので、自動供給装置の一例も含め、ご紹介させて頂きます。

＜自動供給用FFボルト＞

＜自動供給装置の紹介＞
・アーム式ボルトフィーダ ：（溶接ボルトの供給等で広く利用されている。）

＜FF自動供給装置：デモ機＞

本社SOFIセンターへ展示。（C型リベットかしめ機へアーム式ボルトフィーダを装着）

＜かしめイメージ＞

※本社ＳＯＦＩセンターへ来場いただければ、デモ機を見学頂くことが可能です。
また、アーム式ボルトフィーダにご関心があれば、ご紹介させて頂くことも可能です。

アーム式以外での自動供給でもご使用頂くことは可能です。
是非、ご相談ください。